#116 2007年、今年の三大ニュース
今年もまた一年が終わりました。弊社の拙いHPに一年間おつきあいいただき、どうもありがとうございました。最近はもっぱら新着情報しか更新していませんが、ここではうどんを打つとき、みなさんに少しでもお役に立てそうな情報をご提供できればと考えています。内容についてはできるだけ「わかりやすく、客観的に、そして興味深く」をモットーに心がけていますが、中には独善的なところがあるかもしれません。もしお気づきの点があれば、どんなことでも結構です。みなさんの叱咤激励のご意見をお待ちしています。では最後は、今年の三大ニュースにてしめくくりたいと思います。
製粉業界の三大ニュース
① 55年振り麦制度改革
これまで一年に一度の小麦価格の改定が二回になりました。新制度移行の理由は、「国際相場をより反映しやすいように」ということのようです。確かにそれは理解できるんですけど、価格改定の回数が増えて、わざわざ面倒が増えるだけなので、その説明では説得性が今一弱い。それよりも、「自由化に向けての練習段階ですよ」と言ってくれた方がよくわかります。でも「自由化って、体力のない中小製粉にとっては厳しいなぁ!」。
② 20年振りの小麦粉値上げ
昭和62年(1987)より下がり続けていた小麦価格が20年ぶりに上昇に転じました。当初、原因としては:
1.バイオエタノール需要による小麦の作付面積の減少
2.中国などの小麦需要増大
3.干ばつによる収穫減少
などが挙げられていましたが、最近は「投機マネー」の影響の方が大きいとも言われています。いずれにしても私たちの重要な主食なので、来年はなんとか安定してほしいと切望します。
③ 製粉企業数が100社を割り込んだ
昭和45年(1965)当時に、全国で434社あった製粉会社は、今年にはとうとう100社を割り込みました(新着情報#110)。中小製粉にとっては外堀が埋まったような状況ですが、なんとか中小ならではの特長をだして、この難局を乗り切りたい。
個人的な3大ニュース
①テニスが一年間続けられてよかった
数年前に半月板の手術をしたけど、その後は比較的順調でした。ただ、各パーツの老朽化は否定できません。例えば、簡単なボールが拾えないとか、肘が痛くなると完治までには数ヶ月かかるなど、問題続出です。これからは一日でも長く使えるよう、大事にしないといけないことを痛感しました。
②脚力の衰えにはがっかり
趣味と健康管理を兼ねて、毎朝裏山へ自転車をこいでいます。数年前までは、時候の良い時期を見計らって、頂上までタイムアタックをしていて、これまでのベストは2001年6月の21m55sでした。しかし、ここ数年は体力低下が著しく、そういう気がおこりません。でも今はどの位かかるんだろうと、先週試しに計測したら、なんと30分以上もかかりがっかりしました。
③秋に花粉症を発症する
7,8年前に初めて発症して以来、断続的に発症。それは春だったり、秋だったり、また全然何もない年もあります。しかし、今年は当たり年でした。いつもなら2週間程度で治まるところが、9月に発症し完治までに2ヶ月もかかりました。鼻呼吸ができないので、寝ているときに口があき、口がからからになってよく目が覚めました。「もうひょっとしたら、このまま治らないのでは」とちょっと焦ったけど、本当に治ってよかった。耳鼻科の先生ありがとう。
どうも後ろ向きな事柄ばっかりですけど、何れにしても今年も無事健康で終わりました。みなさんもどうかよい歳をお迎えください。