#250 アメリカ旅行①・・・移動が大変でした
イラスト担当者は、夏休みを利用してアメリカ旅行にいってきました。折角いったので簡単な感想文を3本程書いてもらうことにしましたが、肝心の本人にその気がないので、これはなかなか骨の折れる作業でした。最初は移動の大変さについてのレポートです。どうも飛行機に酔いやすいタイプのようで飛行機内ではほとんど何も口にせず、毛布をかぶって寝ていました。私は飛行機そのものはどうってことはありませんが、時差ぼけを修正するのが一苦労です。年々日付変更線を超えるのが億劫になりつつあります。=======================================
8月に入って間もなく、私はアメリカ旅行をしました。小学校を卒業した春休みに一度連れていってもらったことがあるので今回が2度目です。目的地はニューメキシコ州ラス・クルーセス市で、ここに知り合いが住んでいます。ニューメキシコ州は合衆国の南端に位置し、ラス・クルーセルはそのまた端っこで、隣国メキシコまでは車で1時間とかかりません。最寄りの空港は隣りのテキサス州にあるエルパソ空港で、ラス・クルーセスから車で1時間くらいのところにあります。
いきなりで申し訳ありませんが、今回の旅行で一番辛かったことは「移動」でした。四国からだと高松空港→羽田が1時間30分、羽田→成田がバスで70分、そしてロサンゼルスまでのフライトが長く10時間かかります。そして更にロスからエルパソまでは2時間かかり、待ち合わせ時間などを含めると、行くだけで24時間以上かかってしまいます。
ロスに着いてからの国内線への乗り継ぎ時間は2時間あったので問題ないだろうと思っていましたが、この判断が甘かったです。というのは最近はセキュリティチェックが厳しくなったせいで、手荷物検査に待たされ、おまけにロスの空港は広いので移動に手間取り、あっという間に時間が過ぎていきます。「もうこれはどうみても間に合わない!」と覚悟しましたが、次の便は5時間後です。どうしようかと途方に暮れていると、幸いにも乗り継ぎ便の出発が遅れ、かろうじて乗ることができました。本当にラッキーでした。
そんなこんなで移動はとっても大変でしたが、そんな中とても印象的だったのが、帰りの飛行機でした。隣に座っていたのは、アメリカ人の青年で、腕に凄く大きなタトゥーをしていました。それを見てついつい「怖そうだなあ…」と思ってしまいました。しかしそれもつかの間、彼は席に着くと早速、マクドナルドの紙袋を開け始め、おいしそうにポテトを食べ始めました。その後もハンバーガー、シェイクなど・・・沢山の食べ物が中から出てきて、その度においしそうな顔で食べていました。
それに彼は日本に来るのが初めてなのか、何度も友人と「エキサイティング!」とはしゃいでいました。日本に行くのをそんなに楽しみにしている姿を見ていると、私も何故かとても嬉しい気持ちになりました。それにしても人は外見ではなかなか判断できないものだと感じました。