#251 アメリカ旅行②・・・サンタフェに行きました
アメリカ旅行の続きです。サンタフェというところに行きました。ここは活動の拠点にしていたラス・クルーセスから車で北に4時間半のところにあります。サンタフェはニューメキシコ州の州都、といっても人口は6万人余りでそれほど大きな町ではありません(ニューメキシコ州の最大都市はアルバカーキです)。
標高が2000m以上あるので、昼間は暑いですけど朝夕は爽やかでとっても快適です。この近辺では有名な避暑地で、日本でいえば軽井沢みたいな感じでしょうか。聞いた話では、昔日本の有名な女優さんが写真集の撮影に来たそうです。
避暑地でありまた観光地でもあるサンタフェですが、他と違っているのところは、美術館やたくさんのギャラリーがあることです。ここの雰囲気が創作活動を刺激するのか、ここに腰を据えて活動している芸術家も多くいます。彼らの作品を眺めていると「すごいなぁ!」と思いますが、どれくらいすごいのかは私にはよくわかりません。
観光客相手のお土産屋さんもたくさんあります。芸術家が多いせいかセンスの良いお店が多く、特にある雑貨屋さんはどれもこれも私の好みのものばかりが並んでいました。例えばちょっとした家具や台所用品、置物、そしてニューメキシコ州ならではの調味料(スパイス)などなど・・・。中でも気に入ったのが、風に吹かれて回転するオーナメントで、それは風が吹く度にクルクル回りながらキラキラ輝きます。風鈴を大きくしたようなものですが、音はしません。内側と外側はそれぞれ反対方向の風向きのときに回転するので、風が舞っているときは両方が回転します。結構大きかったのですが頑張ってお土産に買って帰りました(後でわかりましたが、これは全米各地で販売されてるそうです!)。
夜になると、サンタフェの街は一変します。標高2000mといえども、昼間は暑く散歩も大変ですが、日が沈むととたんに涼しくなり、街並みは活気を帯びてきます。町の中心部には、プラザと呼ばれる美しい広場がありそこは昼間は憩いの場ですが、そこは夜になると地元のバンドの人たちが演奏する大きなコンサート会場になります。私が聴いたのは年配のロックバンドだったのですが、その音楽がどこか懐かしくもあり、初めて聴いたのにとても親しみやすいものでした。それを聴いている周りの人たちもすぐにノリノリになり、気付けばみんな踊り出していました。日本ではこのような光景はめったに見る機会がないので、とても良い思い出になりました。