#425 2014年度新入社員ご紹介
今年のGWは好天に恵まれ、県内の人気うどん店はどこも軒並み長蛇の列でした。消費税が8%にアップしたので、どうなるのか少し心配でしたが、とにかく例年並みの賑わいをみせ、一安心でした。セルフ店は20円程度の値上げをしたところが多いようですが、これについてはまた改めて報告いたします。さて今回は4月入社の新入社員をご紹介します。
当社の事業規模はそれほど大きくないので、毎年新入社員の方をお迎えするわけではありません。しかしなんと今年は男性1名+女性2名の合計3名もの方々が入社されました。理由は、昨年出産を期に専業主婦に転身されるなど欠員が生じたためです。タイムカードを数えてみると、社員26名(非常勤2名を含む)に加えパートタイマーの方々12名の合計38名のお名前がありました。みなさん毎日、お仕事をしていただき感謝に絶えません。
今年入社の男性社員は、臼井君といい製粉部勤務です。現在の製粉工場はどこも機械ばかりで、実際の製粉工程で人手が介入することはほとんどありません。しかし製粉工程における中心的機械であるロール製粉機のロール間隙調整を始めとする、各機械の調整、保守、点検は熟練した製粉技師によって行われます。どの分野でも同様ですが、こういった熟練技師の知識、経験、技術は一朝一夕で習得できるものではありませんので、できるだけ早い段階から経験を積んでいく必要があります。そして今年は、次世代を担う臼井君がそのスタートを切りました。
また今年は2名の女性社員をお迎えしたので、女性事務職員は合計7名となりました。弊社の事業規模からすると、事務職員は、2~3名というのが平均的なところなので、7名というのはかなりの大人数ですが、それには少し理由があります。まず弊社のユーザは、どちらかと言うと小さなうどん専門店が多いため、電話の応対を始めとする事務処理量がどうしても多くなります。また自社で製粉した小麦粉及び、その小麦粉で製造した乾麺類を、全国の消費者の皆様にも直接販売しているため、それに関連する事務処理も増えます。
つまり本来の製粉事業そのものは、少人数で操業可能ですが、それに付随した事務処理が多いため、それに応じて事務職員の数も多くなっています。しかしある程度人数がいる方が、様々な人間関係が形成され、職場にも活気がでてきます。数名のオペレーターだけで管理する最新鋭の完全自動式製粉工場は、もちろん一つの理想の形ですが、様々な仕事を考えながら、そしてわいわいがやがや言いながらやるのも、また人間的で良いと感じます。そしてこうやって色々迷いながら、弊社でも少しずつ世代交代が進んでいます。
現在職場での唯一の悩みはと言うと、やはり独身者が多いということでしょうか。昨年は何名かめでたくゴールインしましたが、まだまだ適齢期のみなさんがいます。今年はなんとか更なる吉報をと、願っている次第です。