＃429 フレッシュジュース

イラスト担当者による新着情報です。ベリージュースは、何かと思って少し検索してみました。多分・・・、ストロベリー、ブラックベリー、ブルーベリーといった◯◯ベリー、つまり「ベリー」のつくフルーツジュースのことでしょうか。
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最近、美容や健康のために自宅でフレッシュジュースを作る人が増えているようで、メディアでも度々取り上げられています。その流行りに乗っかっているつもりではないですが、フレッシュジュースを飲む機会が増えました。とはいえ、野菜や果物を買ってきて、ついでにミキサーも購入して毎朝作るなんてこと、私というずぼらな人間ができる訳もありません。ということで、以前から密かに気になっていた、駅のジュースバーを利用することに決めました。都内だと、乗換の際に駅構内に必ずと言っていいほど設けられています。

きっかけはかれこれ１カ月前。某カフェの期間限定メニューでバナナをメインにしたドリンクが出ていたのですが、あまりの人気ぶりに何度トライしても売り切れだったのです。落ち込んでいる私が偶然目にしたのが、他でもないジュースバーだったのです。様々な種類のジュースが並ぶ中、ひときわ輝きを放っていたのがバナナジュースでした。そして買ったのが最初。想像以上の美味しさと意外と価格も優しいことに感動したのです。

それからというもの、今日は一日頑張った！という時、帰り道に寄るようになりました。今の時期のラインナップはというと、定番のミックスジュース、バナナジュース、メロンジュース、柑橘のミックスジュースと、季節のメニューとしてパイナップルジュース、３種のベリージュースがあります。お店の脇を見ると、毎週更新されるランキングが貼ってあります。やはりミックスジュースとバナナジュースは毎回上位ですが、最近はパイナップルジュースがジワジワと順位を上げてきていて、一位の座が奪われるのではないか、と全く他人事ながら、というかミックスジュースやバナナジュースになりかわって、心配しています。

そんなジュースバーでは、恐らく私だけであろう楽しみ方があります。それはジュースを店の前で飲んでいるとき、後から来たお客さんが何を頼むのか個人的に集計することです。ランキングには種類別の結果しか書いていませんが、私の市場調査ではどんな客層が何を注文するかまで細かく見ているわけなので、色んな分析ができるのです。また、一見厳つそうな人が、ベリージュースを注文していると、外見とのギャップに思わず笑いそうになることもあります。そして、この人意外といい人なんだろうな…なんて思ったりもします。人は外見だけで判断してはいけません。またある時、ジュースを飲みながら辺りを見回すと、サラリーマンのおじさん、中学生の女の子、年配のおばさんがいて、自分含めみんなジュースを飲んでいる姿に思わず「家族みたい」なんて思ったこともありました。あかの他人なのに、同じものを同じスペースで飲んでいる光景は、なんとなく親近感が湧くものです。

自分なりにジュースバーの魅力を説明したつもりですが、その魅力はなかなか伝わりません。「プリンの味は食べてみなければわからない」という諺のように、やはり一度体験していただかないとジュースバーの魅力もお伝えすることができません。機会を見つけて是非一度利用してみてください。