#632 2018年広島・岡山の旅

f6322018年の社内旅行は、8月23-24日の二日間、隣県の岡山県と広島県にいって参りました。今年は、海水温が高いせいか、台風の当たり年です。旅行前日も台風20号が接近し、どうなるかとやきもきしましたが、幸い予定より早く香川上空を通過し、出発当日は台風一過の晴天。ただ予め台風の影響が残ることも想定し、出発時刻は11:00と大幅に変更し、ゆっくりとした出発になりました。以下時系列にまとめました。

①みろくの里
「みろくの里」は広島県福山市に位置する、210万㎡の広大な丘陵地に、遊園地、プール、アスレチックパーク、温泉などを設置したテーマパークです。ただし我々は、昼食が主目的のため、このテーマパークの魅力を満喫すること叶わず。本来であればバーベキューで大いに盛り上がる筈が、台風一過のフェーン現象で当日は猛暑日となり、テント内は蒸し風呂状態。それにバーベキューによる余熱が加わり、灼熱の中でのバーベキューは、大いに精神修養の場となりました。

②福山自動車時計博物館
レトロな自動車と時計が主な展示物です。このような展示物は他にもありますが、ここの気前の良いところは、自由に乗って、見て、触ることができる点です。見学後は、実際にボンネットバスの乗車体験。ボンネットバスに揺られながら、福山市内を30分ほどドライブしました。これまた炎天下のドライブでしたが、バス内を通り抜ける風は爽やか。行き交う人々が手を振ってくれ、これもボンネットバスの魅力です。そういえば昔は、弊社の近くもボンネットバスが走っていて、角を曲がるときには、赤い羽根が「パタッ」と飛び出す矢羽式方向指示器がついていたのを、よく覚えています。

③福山城
宿泊先のホテルは、福山城と目と鼻の先でしたので、チェックイン後に単独見学。元和5年(1619)徳川譜代の臣、水野勝成(みずのかつなり)が備後10万石の領主となり、元和8年(1622)に福山城を築きました。その後水野氏5代、松平氏1代、阿部氏10代と城主が交替します。福山駅に面した城壁は、窮屈そうに見えますが、一旦中に入ると、立派なお城です。福山市は人口46万人、広島県第2位の都市だけに、福山城エリアは、美術館、博物館なので文化施設が充実し、快適な住居空間となっています。

④やす坊@蒜山
さてホテルでの朝食をセーブしながら迎えた昼食は、蒜山(ひるぜん)名物・「手打うどんやす坊」。丸亀でうどん店を5年間営業した後、蒜山(ひるぜん)のワイルドライフに憧れて移住し、今年はめでたく移住10年目の節目を迎えました。好きで選んだ道とはいえ、異郷での生活には多くのご苦労もあったはずです。不思議なもので、おうどんを口にするとホッとします。いくらホテルの料理が豪華でも、やはりうどんを前にすると落ち着きます。毎日でも飽きないうどんやそばは、真の国民食です。

やす坊名物・肉ごぼううどん
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お見送りありがとうございました。
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「早い!安い!旨い!」がモットーのさぬきうどんですが、一杯200円のセルフ店では、原価が抑えられるために、満足な出汁が提供できないケースも見受けられます。一方、県外のうどん店は、手間暇かけることができるので、出汁も麺も満足できる一杯が提供できます。やす坊の「肉ごぼううどん」は正にそんな一品でした。

集合写真
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⑤森林セラピー@新庄村
最後は、新庄村の森林セラピー。ボランティアガイドさんの案内で、毛無山の麓にある「ゆりかごの小径(2km)」を、ゆっくりゆったりと散策するツアーです。一歩踏み入れた途端にマイナスイオンを全身に飛んでくるのがわかります。ガイドさんの勧めで、設置されているハンモックに寝そべると、完全にゆりかご状態でした。気のチップをふかふかに敷き詰めた小径は、正に落葉土のじゅうたんで、膝に優しく長時間歩いても全然疲れません。皆さんも機会があればぜひどうぞ。