#686 ややミニマリストな生活
今朝の地元紙の、「JR高松駅にイノシシ」という記事:13日9:30頃、高松港で「海を泳いでいたイノシシが上陸してきた」と通行人から高松北署に通報。イノシシは同エリアを走り回り、体当たりされた女性が腕や足に軽いけがをした。イノシシはその後も逃走を続け、10:00頃にはJR高松駅構内に侵入。駆け付けた同署員らが改札前で取り囲むなどして捕獲した。同構内で働く女性は「構内にイノシシの鳴き声が響き、騒然とした雰囲気だった」と話した。みなさんもお気をつけください。さてイラスト担当者による新着情報です。
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みなさんはミニマリストという言葉をご存知ですか?これは必要最小限の持ち物で暮らす人のことを指します。不要なものを捨てる「断捨離」をどんどん実践すればミニマリストになれます。私はミニマリストとまではいきませんが、自他共に認めるくらいに「所有物が少ない」タイプ、つまり「ややミニマリスト」だと思っています。実際、今住んでいるアパートには、収納スペースがたくさんありますが、半分以上はスカスカです。私が実践している「ややミニマリストな生活」の特徴を挙げるとすれば次の3つでしょうか。
①室内の品々は定位置に
テレビのリモコン、目覚まし時計、テッシュといった毎日使用するものは、必ず定位置に置いてないとムズムズして落ち着きません。でも定位置にあることで、物を探す必要がないし、安心感もあります。この習慣は、潔癖症の母親から受け継いだような気がします。
②床や机の上に物を置きっぱなしにしない
友人の中には、「持ち物が多く、足の踏み場もない」と豪語する人もいますが、私は極力だしっぱなしにしない主義です。①と矛盾するようですが、目に見えるものは必要最低限にして、後はすべて収納します。「毎日使う物なのだから出しっぱなしにしていた方が効率的!」と友人は言い、全くその通りだと思います。しかし物がないと便利なこともあります。まず凸凹がないので、掃除がしやすい。部屋のなかに品々が散乱していると、片付けするだけでも一苦労です。また気分転換に模様替えがしたい時にも移動が楽なのです。
③物を増やさない
「一つ買ったら一つ捨てる」、というか「一つ使えなくなったら一つ買う」方式を採用しています。部屋には収納スペースが余っているので、物を増やそうと思えばまだまだ増やせます。しかし大好きな洋服も、数が増えるとハンガーが必要になるし、他の服に埋もれてしまい登場が少なくなるかもしれません。学生の頃は化粧品もたくさん持っていたのですが、顔は一つしかありません。いくつも塗りたくるわけにもいかず、化粧品にも消費期限があるので、あれやこれやと揃えるのはやめました。
ただ「ややミニマリスト」の私ですが、台風の時には、物が少ないことが裏目に出てしまいヒヤヒヤしました。というのも、ストックする習慣がない私は、食料も生活用品も基本的に使う分だけしか置かないので、いざ停電や断水した時には、三日も持たない気がします。台風直撃の前夜スーパーへ行くと、食料品は見事にほぼ売り切れ状態でした。しかしなぜか大好きなアイスだけはなぜか大量に残っていて、「なんでみんなアイス買わないのかなあ、ラッキー」と思い、買い込みました。ただよく考えると、停電になったらアイスも台無しです。
そこで帰宅後は、とりあえずやれることはやっておこうと思い、お風呂に水を張り、パソコンやスマートフォン、モバイルバッテリー、充電式の明かりを全てフル充電にし、ご飯を炊けるだけ炊いて大量のおにぎりを作って備えました。幸い私の地域はあまり被害がなく、それらの出番はやってきませんでしたが、「ギリギリの持ち物だけで生活するのもちょっとマズいかな」と反省しています。本当は、「防災グッズのセット」なんかを常備するのも一案ですが、ミニマリストとしては、なかなかそこまで踏み切れません。最後に、最近、集中豪雨や台風などの被害が以前にも増して多いような気がします。被災された方々には、衷心よりお見舞い申し上げます。