#702 若菜ちゃんの披露宴

今年の「さぬきの夢」もこれまでのところ順調に生育しています。作付面積は、昨年よりも更に88ha多い、なんと1,976haとなりました。これから収穫までの4ヶ月間、順調に生育することを願うばかりです。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。
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先週、友人の結婚披露宴のために弾丸帰省をしてきました。飛行機は乱気流によるあの不快な浮遊感が苦手なので敬遠していましたが、今回は時間もないので、5年ぶりに飛行機を利用しました。インターネットで世の中は便利になり、スマホ一つで簡単にチケットが取れてしまいます。LCCを利用するのは初めてでしたが、リュック一つと身軽だったこともあり、成田空港に到着してから搭乗までとてもスムーズでした。気づけばあっという間に離陸し、わずか1時間の飛行で香川へ着きました。

結婚式当日は天候にも恵まれ、私は新婦側の友人として出席しました。新婦の若菜(わかな)ちゃんとは中学時代の同級生ですが、とりわけ仲が良かった間柄でもありません。しかも卒業後は、若菜ちゃんは岡山・香川で過ごし、私は東京なので、ほとんど接点はありません。しかし不思議なもので、お盆に帰省した際、若菜ちゃんから何年ぶりかの連絡があり、以来帰省する度に会う間柄となりました。また若菜ちゃんが東京に遊びに来た際も、お店の混雑状況や電車の時間、ルートを細かく調べてアテンドしました。

さて今回は、披露宴もさることながら、プチ同窓会でもありました。看護師、卓球のコーチ、銀行員、・・・など当時の自分たちからは想像もつかない未来だったはずです。皆それぞれ仕事とプライベートを楽しみながら、同時にそれぞれ異なる悩みをもち、苦労もしていることがわかり、思いを共有することができました。わずかな時間でしたが、背中を押された気がして、また明日から頑張ろうと元気が湧いてきました。

そうそう、披露宴では、余興もしっかり務めました。今回のためにピアノの練習をみっちりと積み、3曲弾かせていただきました。しかもお色直しの入退場時や、定番の「花嫁の感動お手紙コーナー」での演奏なので、なかなかの大役です。ただ事前の打ち合わせがなかったので、間合いのとり方がわからず、ヒヤヒヤでしたが、チラチラと新婦の様子を伺いながら、ピッタリと弾き終わることができ、内心ドヤ顔でした(尤も普通に聴いている皆さんには、全く気づかないことです)。また他の同級生もダンスを踊ったり、司会を勤めたりと、みんなそれぞれに手分けして、披露宴を盛り上げました。若菜ちゃんの幸せそうな姿を見て、私達も達成感でいっぱい。とても楽しく充実した一時でした。

翌日は再びLCCで東京に戻りました。フライトまで1時間ほど時間があったので、5年ぶりに高松空港内をくまなく物色。お土産屋さんに行くと、オシャレな雑貨やグルメ、調味料などがたくさん並んでいました。そこで東京の友人にいくつか購入。私が選んだのは、日頃からよく使っている醤油のパック。そして果物ジャム。味はゆず、愛媛県のブランドみかん「はれひめ」、そして小さいキウイフルーツのようなサルナシの三つです。そしてなんといっても、うどん県のお土産として外せないのがこの「七味入れ」。

皆さん、うどんの袋を持っているのはよく見かけますが、このレアなアイテムもいかがでしょうか。表面にうどんが印刷され、うどん県のお土産にはピッタリです。しかもかさばらないし、軽いし、また「缶のみ」という表示も愛嬌があります。皆さんも香川県にお越しの際は、楽しいお土産の数々もぜひチェックしてくださいね。