#714 終わらぬ自粛生活

ステイホーム今年のGWは、うどん県知事が、うどん店に対し休業要請をした結果、ひっそりと過ぎました。そしてGWが明け、うどん店にも徐々にではありますが活気が戻りつつあります。あるS級店の大将曰く、「昨対で、GW前は70%、GW明けは90%位かな?」とのことなので、うどん県も早く日常に戻ってほしいです。さてイラスト担当者による新着情報をお届けいたします。
=========================

バジル自粛生活が始まり、気付けばあっという間の一ヶ月。ほぼ引きこもり状態ですが、月日は無情にも着実に過ぎていきます。皆さんの生活に変化はありませんか?私の家庭菜園の進捗状況はというと、育てていた豆苗は2回目の収穫が終わり、無事役目を成し遂げてくれました。一方バジルですが、その後の研究によると、広い鉢への植え替えが必要なことがわかり、早速ネット通販で、有機栽培の土、鉢底石、スコップ、鉢、霧吹きなどを取り揃えました。結果、一ヶ月ほどで、茎も伸び葉もだんだん増えてきました。既に料理に使える葉もありますが、ついつい愛着が沸いてしまい、獲るに獲れず、葛藤が続いています。因みにジェノベーゼソースを作るには20枚ほどの葉が必要ですが、「丹精込めて育てた、ひょっとして世界一コストがかかったバジルをそんなにチョキチョキ摘めるわけないだろう」と思ってしまいます。

stay homeそういえば、今話題の「リモート飲み会」とやらを私も体験しました。といっても以前から遠距離の友人とはテレビ電話することが多く、既にその恩恵を享受しています。海外でも映像音声ともに乱れることはなく快適で、強いて問題点を挙げるなら、国同士の時差と若干の音声ラグでしょうか。私の友人しおりちゃんは留学、出張と海外に縁があります。大学時代の留学先だったノルウェーは、日本との時差が7時間、普通なら時間合わせに苦労するところですが、生活リズムが不規則な大学生にはバッチリで、深夜にうまくテレビ電話ができました。そして現在の出張先はシンガポール(時差は1時間)と、社会人に優しくなっています。

一方音声ラグは、1~2秒ほど発生するため、喋るタイミングが被ってしまうと、お互い聴こえず、また大勢で会話すると、結局一人が喋っているのを他の人は静かに聴いているだけという状態になります。合いの手を入れて、ちょっと突っ込みたくなる時は、ヘタすると自分が滑りかねないので要注意です。

このような自粛生活の中で、今年のGWは何とも呆気なく終わってしまいました。2年前のGWには、ギターデビューを果たし、最近少し冷めかけていたギター熱でしたが、この自粛生活でまた再燃し毎日着実に練習を重ねています。今では知っている曲なら頭の中で簡単なコードに変換し楽譜なしで弾けるようになりました。しかしエレキギターを買ったにも関わらず、その音色を全く活かせておらず、ただただアコースティックな音色を奏でるのに留まっています。

そして1年前のGWはスケボーで転倒し骨折しました(#670#674)。当時は4ヶ月ほど、利き手が思うように動かず難儀しましたが、幸い周りの人や環境に恵まれ、何とか乗り切ることができました。今では、曲げは左右変わらない程度に回復しましたが、伸ばしがあと10度といったところです。日常生活で腕を伸ばし切る必要性はあまりないのですが、駐車場を利用して自動精算機を通る時は不自由します。あれはギリギリ精算機に幅寄せしないと手が届かないのですが、運転に自信のない私は、「ああ、あとちょっと腕が伸ばせられたら!」と悔やみます。とにかく今年のGWは地味な日々を送ったため、事故に遭うこともなく終えることができました。今年は家庭菜園デビューでしたが、来年はどうなるのか、そしてそれまでに世の中はどう変化しているのか、とっても気になります。