#744 2020年今年の三大ニュース

早いもので今年もあと数日を残すのみとなりました。今年も皆様には一年間お世話になりました。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
今年は、なんといっても新型コロナウイルスという激震が走り、うどん県もうどん業界も大変な一年となりました。来年は、なんとか平穏な年になってもらいたいと願うばかりです。
さて例によって今年の業界3大ニュースを独断でチョイスしました(香川県内の10大ニュースは最後にアップ)。それではみなさんどうか良い年をお迎えください。来年もよろしくお願い致します。

【2020年うどん県の独断3大ニュース】
【第一位 さぬきうどんの看板下ろす(#713)】
2020年GWをこういう状況で迎えることになろうとは、誰が想像したでしょう。昨年は元号が平成から令和に変わり、GW休暇が10連休と長くなったおかげで、S級店の行列はいつもにも増して長くなりました。それが今年は一転、コロナショックで、うどん県も完全に動きが止まってしまいました。

一年が終わり、県内のうどん店は、ようやくウイズコロナの営業形態に慣れつつありますが、それでも大変であることには違いありません。特におみやげうどんは、影響甚大で、空港関連は90%減、JRは80%減、その他は40%減と、未曾有の落ち込みを経験したお店もありました。

【第二位「さぬきの夢」4年連続の大豊作】
香川県産小麦の「さぬきの夢」の作付面積は、1619ha→1730ha→1824ha→1889ha→2038haと遂に2000haを突破。作柄も4年連続の大豊作となりました。製麺適性では、ASWに一歩譲りますが、食味の良さは、それを補って余りあります。その「もちもち感」が強調される「さぬきの夢」うどんですが、個人的には、その深い旨味こそが「さぬきの夢」の特長だと思います。

【第三位 讃岐餃子】
「うどんに使うと旨いんだから、餃子に使っても旨いに違いない」という触れ込みで、讃岐餃子がデビューしました。ご希望の方は、香川県中華料理の組合加盟店でご賞味ください。実は、弊社も「さぬきの夢」は、餃子の皮にピッタリであると、以前の官能試験(#513)で実感しています。特にその「もっちり感」と「旨味」は、水餃子にピッタリではないかと、独断でそう結論づけました。みなさんも是非一度、お試しください。

【香川県の10大ニュース】
さて次は2020香川の10大ニュース。ちょっと暗いニュースが多かった一年ですが、【#6四国水族館がオープン】と【#10高松が2020年世界の旅行先10選に】は、明るい嬉しいニュースでした。コロナ禍が収束したら是非お越しください。