#750 2020年コロナ禍での年越し事情

緊急事態宣言の効果が出始め、新規感染者数が減少したせいか、昨日の日曜日は、香川県内も県外ナンバー車がちらほらと目に付きました。しかし今が大事なときですので、引き続き感染拡大防止対策をよろしくお願いいたします。さて久しぶりに、イラスト担当者による新着情報をお届けいたします。
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遅ればせながら明けましておめでとうございます。今更ながら皆様、どんな年末年始を過ごされたのでしょうか。私はというと、他の人達同様、コロナ禍での帰省は、断念しました。これまでは、毎年香川に帰省し、年越していましたが、今回は東京での巣ごもりとなりました。よってこれまで続いていた我が家の歴史的恒例イベント「年末年始にはひたすら年越し蕎麦を食べ続ける週間」参加の記録も、遂にここにて途切れてしまいました。

12月に入り帰省を諦めた私は、せっかくならと年越しカウントダウンイベントの仕事を入れたのですが、それも手が足りるとのことでお言葉に甘えてカレンダー通りのお正月休みを取ったわけです。親友のMちゃんにその旨を伝えると「うちで一緒に年越しをしよう!」とすぐに話が進み、大晦日とお正月は東京のうちで過ごすことになりました。

Mちゃんは私が学生時代に短期間ながらWスクールで通った、デザイン系専門学校の夜間コースで出会った友人です。それまで音楽分野の人が多くいる環境でいた私にとって、グラフィックやCGデザイン分野の人たちと交流できたことはとても刺激的でした。全部で40人ほどのクラスでしたが、授業終わりに偶々一緒に食事に行くことになった8人が、不思議と今でも仲良く連絡を取り合う仲になっています。Mちゃんもその中の一人。生まれも育ちも江戸っ子のMちゃんは一見クールで控えめですが、仲良しになると俄然喋りだし、楽しい情報を提供してくれます。大学時代、アカペラサークルに所属していたMちゃんとは音楽の話も盛り上がります。そうそう、私がエレキギターを買いに行った時に色々と付き合ってくれたのもMちゃんでした。

そんな仲良しMちゃんとの年越しは終始笑いが絶えず、あっという間に過ぎました。一緒に楽器を弾いて歌い、紅白歌合戦を真剣に観ながら二人で副音声に負けないくらいの掛け合いをしました。「あーでもない、こうでもない」といちいち歌手が歌う度に、ツッコミを入れたり、ものまねをしたりするのです。

勝手にハモリ出しては、「あ!ハモリ間違えた」と2人で盛り上がり。「この歌手は、YouTubeで歌ってるほうが上手だったね」、とか「長年紅白出続けているので、やっぱり凄いね」、とか「この歌手は、衣装に気合いが入りすぎて歌に全然集中できてないね」など、好き勝手な感想を、何処ぞの大御所なんだと言わんばかりに、辛口コメントを連発。

特に感動したのが、北島三郎さんの人としての器の大きさが感じられるコメントでした(ちょっと生意気ですが)。今回の紅白にはSNSでバズった、サブちゃんのお孫さん世代にあたる若手アーティストも何人か出演していました。サブちゃんは歌唱後の感想を振られて、「次世代のアーティストから学ぶことがたくさんあります」というようなニュアンスの感想を述べられ、思わずMちゃんと「こうして新しい人や音楽を認められるのって凄いよね」と二人で勝手に感動しました。

そんなこんなで、Mちゃんのおかげで楽しい2021年がスタートしました。一日も早くコロナが収束し、そして完全に終息して、みんなが気持ち良く生活できる日々が戻ると良いですね。本年も変わらずよろしくお願い致します。