#778 ワクチン接種
9月12日現在、全国のワクチン接種状況は、1回目(63.2%)、2回目(51.1%)、また香川県は1回目(60.4%)、2回目(49.3%)と、全国平均よりも若干下がりますが、いずれにしても接種状況は大きく改善されました。10月には経済もそろそろ回り始めるというニュースも聞かれますので、うどん屋さんの辛抱ももう少しかと思います。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。
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早いもので、気づけば既に9月半ばとなりました。相変わらず自粛気味生活継続中ですが、嬉しいことに、無事にワクチン2回目接種が完了しました。一応、備忘録を兼ねて簡単にまとめておきます。
私の住んでいる地域は都内でも対応が早く、接種券が届いたのはなんと6月でした。ただその頃は、全然焦りがなく、「様子を見ながら予約すれば良いだろう」くらいに思っていました。しかしその後、「感染者数急増」、「ワクチン不足」のニュースを見聞きし、焦った私は、慌ててワクチン予約の電話をしましたが、案の定、病院では一旦予約をストップ。その後、区の担当者にアドバイスをもらい、色々電話するものの、どこも状況は同じでした。
そこで作戦を変更し、自衛隊が実施している大規模接種会場での予約を試みることにしました。これは、接種券を持っていれば、地域は問わずワクチン予約・接種が可能いうサービスです。そこで予約当日は、満を持して、18時に会社のパソコンからアクセスするものの、「アクセスが混み合っているため、しばらくお待ちください」表示がでてしまい、5分、10分経っても変化がないため、一旦席を外し戻って来ると、無情にも「予約受付は終了します」表示に変わっていました。一度もマウスもキーボードも触ることなく、ワクチン予約のハードルの高さを再認識しました。
2週間後、予約受付再開の情報を得たので、今度は10分前にスタンバイしアクセスしました。しかし今回もまたネット回線がとても重く、画面が固まったまま動かないので、先日の悪夢が脳裏をよぎりました。しかしなんと奇跡的に、それから5分後にページがパッと切り替わり、ようやく個人情報入力、日時指定の画面が現れ、何とか予約が完了しました。まだワクチン接種したわけでもないのに、謎の安堵感に浸っている自分がいました。
1回目接種当日、大手町の合同庁舎に設けられた接種会場に向かうと、会場は既に大勢の接種希望者で混み合っていました。しかしスタッフの人たちは、とてもテキパキと動いて作業をこなし、対応のスムーズさにびっくりしました。情報記入、問診、接種、それから待機室での15分間の経過観察と、あっと言う間に全て終了。1回目の副反応は、37.5の微熱と、打たれた腕の痛みです。腕の痛みについては、周囲の人が口を揃えて「腕が挙がらない」と言うので、どんなものかと思っていると、時間が経つに連れて徐々に面白いほど上がらなくなりました。横になると、腕が布団に当たると痛いし、寝返りも打てず、睡眠不足になりました。
2回目接種では、周囲の人は高確率で発熱し、翌日は休んでいたので、私もそれなりの覚悟で臨みました。「事前に水分を大量摂取すると、副反応が出にくいらしい」と言う出所不明のアドバイスが気になり、一応コップ2杯の水を飲んで臨みました(シンガポールでは、お国柄ココナッツウォーターだそうです)。前回同様スムーズに手順を踏み、午前中に難なく2回目接種完了。夕方になっても特に変化がなく、大したことないなと思っていると、夜9時(接種後12時間後)から容態が急変。いきなり身体のだるさを感じると、そこから2時間程で体温が39.1度まで上昇。病院で貰っていた解熱剤を服用し、得意の睡眠を続けたら翌日の正午には37度にまで下がり、夕方には平熱に戻り、2日で完治しました。
今回は、久しぶりに発熱しましたが、「原因がワクチンの副反応」と分かっているので、終始穏やかに対応できた気がします。「ワクチンの副反応は若い人ほど強い!」と言われるので(私の同世代では9割位?)、「発熱は若者の証か?」と妙に嬉しく、発熱で嬉しいと感じたのは、後にも先にも今回だけですね、きっと。