#857 GW2023のうどん県事情・・・「GW県内どっと」
2023年5月4日地元紙には、「GW県内どっと」、「4年ぶりににぎわい復活」などの見出しが踊りました。WHOが2020年1月30日から約3年3ヶ月余り続いた新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言を、5月5日に終了したのに加え、日本でも5月8日から新型コロナの感染症上の位置づけを5類に移行します。
天候にも恵まれ、ギリシア風車の小豆島のオリーブ公園、「インスタ映え」スポットの三豊市・父母ヶ浜、国の特別名勝・栗林公園などが記事で紹介されていました。もちろんうどん店も軒並み長蛇の列で、待ち時間2時間といったお店も続出、すっかりコロナ禍前に賑わいに戻ったようです。なお、過去3年間のGWの記事は次のような内容となっていました。
【GW2022のうどん県】
関係者の声として、「GWの人出については、後半は前半よりも多く、コロナ前の状況に戻ってきた」とのことでした。実際、県外ナンバー車は多く、どこのうどん店も長蛇の列でした。一方、感染者数は峠を超えた感があるものの、連日多くの感染者がでています。うどん県では2022年4月末までの感染者累計は39,495名。今年に限ってみても、1月(4,086名)、2月(10,165名)、3月(10,980名)、4月(9,558名)と直近4ヶ月で全体の88%を占め、今年に入り急増したことがわかります。
コロナ禍での3度目のGWとなりましたが、過去はどうなっていたかというと・・・。一昨年のGWは、新たな感染者が確認されていないにもかかわらず、緊急事態宣言が全国に広がるのを受け、うどん店は休業しました(#713)。また昨年は、一日当たりの感染者数は20名程度でしたが、まん防が発令を受け、ほぼ自粛となりました。そして今年は、毎日その10倍以上の感染者が発生しているにもかかわらず、特に外出制限は設けられませんでした。過去2年間の状況と比較すると、整合性はとれず、なかなか複雑な心境ではありますが、いずれにしてもうどん県に活気が戻ってくることは大歓迎です。皆様もどうか、万全の防止策を講じて、うどん県にお越しください。
【GW2021のうどん県】
1日当たりの感染者数が20人超となるのは、5日連続。そして香川県内の感染者数はる、累計1310人となりました。この結果を受け、うどん県は「まん延警戒緊急要請」を発令し、栗林公園などの県有施設を3~9日の間、閉鎖することを決定。つまり香川県の状況は、全国的にみると落ち着いている方ですが、昨年と比較すると、かなり悪化している。
【GW2020のうどん県】
「香川県ではここ数週間は、新たな感染者は確認されていないが、緊急事態宣言が全国的に広がるのを受け、香川県知事は県内の人気うどん店に、大型連休中の休業を要請した。」とあります。つまり香川県では、それほど被害は拡大していませんでしたが、感染拡大を防ぐために、ひとまずうどん県の看板を下ろしました。
【さぬきの夢@2023年4月26日】
【小エビかき揚げうどん@観音寺】
【冷やし天ぷらぶっかけ@人形町】
【まかないうどん#1@坂出市】
【ひやしぶっかけ@坂出市】