#910 プチ同窓会
さぬきは梅雨入りしましたが、いまのところ目立った降雨はありません。値上げもとりあえず一巡しましたが、対応は様々です。ステルス値上げ(明らかに玉が小さくなったのでステルスではないか?)をしたうどん屋さんもあれば、手打ち・フルサービス・大きな玉のままの良心的価格据置きでがんばっているうどん屋さんもあります。さてイラスト担当者による新着情報をお届けします。
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先日、大学時代の恩師と同級生2人と集りプチ同窓会をしました。今春定年退職したばかりで、まだまだ忙しく、ようやくスケジュールをあわせて食事会が実現できました。大学時代のエピソードで盛り上がり懐かしくなってしまい、帰り道に今は名古屋に住んでいるもう1人の同級生にもコンタクトを取りました。仲良し四人組は、卒業後一度だけ名古屋で同窓会をしたきりなので、今度は東京にこないと尋ねたところ、トントン拍子で一泊2日のお泊まり会がセットされました。
平日のため、私は仕事終わりに合流し、翌日は有給休暇を取りました。仕事の関係で予定より遅くなりましたが、無事ホテルで合流。扉を開けると先日ぶりの2人と少し懐かしい名古屋の1人の顔が並び、一気に大学時代にタイムスリップ。マンションを改装したようなホテルは、キッチン、ベッド2台、ソファベッドが用意され、部屋には既にたこ焼きの匂いが充満しています。なんでもたこ焼き機のレンタルがあったので、スーパーで諸々の材料を購入し、待ち構えてくれたようです。
全員が揃い、たこ焼きパーティーがスタート。話題は尽きることなく、各々が好き放題に喋り、たこ焼きをほおばり、気づけばはや2時間。一度に20個を既に4、5回は焼いたはずですが、ボールにはまだまだたこ焼きのタネが残っています。さすがに飽きてきたので、「タネを薄めてもんじゃ焼きにしよう!」という提案が支持されました。しかし加水量不足のために、実際焼いてみると生地の分厚いチヂミができました。しかいたこ焼きであろうと、もんじゃ焼き、チヂミであろうと同じ原料を使用しているので、味は似たりよったりで、もうこれ以上はお腹にはいりません。そこで残ったチヂミは、ラップに包んで各自持ち帰ることにしました。
翌朝、お腹にはまだたこ焼きがしっかり残っていましたが、折角Kちゃんが持ち帰り用チヂミを用意してくれたので、各自持ち帰ることになりました。天気はあいにくの雨のため、色々プランを練った結果、「柴犬カフェ」に行くことになりました。柴犬カフェでは私たち以外に2人しか客がおらず、店員さんとのやり取りを聞いているとかなりの常連さんの様でした。
初めてなので勝手が分からず、とりあえず30分コースを選択し、中に通されました。そこには10匹ほどの柴犬が、どの子も首輪代わりに色違いの手拭いを巻き、壁には名前や性格が載ったプロフィールが貼られています。人間大好きで尻尾を振って寄ってきてくれるかと、期待していましたが、それは最初だけ。10分もするとみんな店員さんにおやつをねだったり、眠り込んだり、ワンちゃん同士で遊んだりと、お客さんを無視し相手にしてくれません。「ああ、このワンちゃん、ビジネスライクやな!」とちょっぴり残念でした。
追加料金を払えばおやつをあげたり膝の上に乗せてチェキを撮ったりできるのですが、ワンちゃんの対応に興ざめしたので、そこで切り上げることにしました。しかし考えてみるとワンちゃんも、次から次と見ず知らずの顧客に愛嬌を振りまくことはできないわけで、「柴犬カフェ」はビミョーなビジネスかなとも感じました。結局は、普通のカフェに入りお喋りタイムとなりました。それにしても気のおけない旧友たちを相手に思う存分思いの丈を語り、すっかり溜飲を下げることができました。