2003年8月のお知らせ

冷夏がささやかれていた今年の夏も、8月にはいり暑くなってきました。夏本番です。戸外で仕事をされている方は、いっそう大変だと思います。午後の休憩時でしょうか。汗いっぱいに、真っ赤な顔をされて、木陰の下で休憩されている光景に出会いました。 各新聞紙の一面(表紙)の下部に、コラムが書かれています。7月11日付けの産経新聞 「産経抄」のコラムから・・・。

「12歳」にこだわっている。こだわらざるを得ないという読者も少なくないのでは、ないでしょうか。日本占領の将マッカーサーは、在任中有名な言葉を残しました。GHQ(連合国軍総司令部)民政局の公文書「日本の政治的再教育」のなかで使った表現で「日本はまだ12歳である」。マッカーサーは憲法草案を日本人におしつけ、お前たちはまだ子供なみだと見下げました。先日79歳で亡くなられた稲田悦子さんは、1936年ドイツ冬季オリンピックに日本女子初の代表として派遣されました。史上最年少の参加でした。身長127センチの悦子さんが開会式で入場行進する姿に、ヒットラーが尋ねたと言います。「あの子供は一体、何をしにきたのか。・・・いま、社会で生じている様々なニュースから、「12歳」はひとつのキー・ワードあり、社会心理学では「早熟遅滞現象」と呼ばれているらしい。からだは早熟しているが、心は遅滞している。深刻な問題です。しかし、産経新聞の談話室「10代の声」で、12歳の中学生・竹内喬くんの投書に救われました。この投書を読み終えた後、私はさわやかな12歳のために乾杯しました。

力ない僕も「土台」になれた   竹内喬 12歳 中学生

ぼくの学校では、5月に運動会がありました。何といってもメーンは組み立て体操。でも、ぼくは昔から力がなく、一番下の土台をするのはとっても不安でした。練習でも失敗して、不安でいっぱいでした。そして本番。ぼくは、いっしょうけん命に持ち上げついに成功。そのとき、うれしさいっぱいでした。最後の見どころの八段ピラミッドも無事成功した。みんなで声をかけ合うとき、ぼくはのどがいたくなるほど、思いっきり叫びました。このときのうれしいさけびは、ぼくの一生の思い出として、心の中でいつまでも響いていると思います。 竹内くんは 坂出市の出身です。身近に彼のような心・豊な感受性を携えた中学生がいることに、私自身もうれしくなりました。

4月のお休みは 13、14、15(お盆休み)
29、30(社内旅行)、それと日曜日です。

今年の夏も、皆様のご協力をえて、お休みを頂くことができました。ありがとうございます。
暑さが続きます。お体を大切になさってください。

木下製粉株式会社会社  平成15年8月6日