2004年5月のお知らせ

5月5日は「こどもの日」「端午(たんご)の節句」でした。日本の将来を担う子供たちが、自分の国や社会の将来について、どのように考えているのでしょう。「こんな国で大人になりたい・・・日本をこんな国にしたい・・・」という思いを、全国の小中学生に募集しました。

「わんぱく宣言21! 全国こども作文・スピーチ・コンテスト」が開催されました。最優秀賞の「わんぱく大賞」に輝いたのは、秋田県・千畑南小学校4年生、橘貴祥くんの「いなかが元気を出そう」です。

僕の住んでいる千畑町は、人口約8700人の農村です。お隣の町・村と合併して「美郷町」になります。町の名前が変わるのは淋しいですが、僕たちの将来のためだと聞きました。 今、日本は不景気で元気がないとニュースで知りました。みんながニコニコ笑顔でいっぱいになるには、田舎が元気をだすことです。秋田は自然が豊かで、緑がいっぱいあります。人口は少ないけれど、人と人との結びつきが強く、人情が厚い、よい所です。ここに住んでいて、日本を元気にするために僕たち子供ができることは、大きな声で元気よく挨拶(あいさつ)することだと思います。最初は恥ずかしかったけれど、言ってみると 僕自身 気持ちがいいし、友達も大人も元気に返してくれます。挨拶運動が大きなエネルギーになって、世界で一番健康で、仲良しの国、日本が誕生するのです。争いのない星、地球の平和が僕たちの将来には絶対必要です。

それから、みなさんに協力してほしいことがあります。それは、「ご飯を、もう一杯 おかわりしてほしい」ということです。みんなが安全でおいしい日本のお米をもっと食べてくれたら、農家も日本も必ず元気になります。・・・田舎には宝物がいっぱいあります。おいしい空気。きれいな水。虫や魚や動物が、自然といっしょに暮しています。そんな風景を50年後にも、今と同じように見せてあげたい。感動をいつまでも、伝えてあげたい。・・・僕は、新しい町の誕生の年に、未来への思いを大きくしています。

橘くんは農家に育ち、トレード・マークの丸刈り頭は お父さんに刈ってもらうそうです。表彰式で、「お父さん・お母さんのお手伝いをしますか?」との質問には、目をまん丸に「しません」と正直に答えて 会場は大爆笑でした。

5月のお休みは 3日・4日・5日、22日(土曜日)、
   それと日曜日です。

私たちの会社は郊外に位置しており、山々・田畑に囲まれています。新緑のこの季節、所々に黄色く「穂」が実った田畑が見られます。そう・・・ 春小麦の収穫時期をむかえています。(稲の穂と異なって)麦の穂は、空に向って真っ直ぐにのびています。元気がでてきます。 おからだ 大切になさってください。

木下製粉株式会社会社  平成16年5月7日