2009年1月のお知らせ
明けまして おめでとう ございます。「うしの年」が動きはじめました。
冬のこの季節、夕方6時くらいでしょうか・・・南西の方角に「きらきら」と輝く星に、気づきました。そしてすこし離れて、もうひとつ星が横に並びます。仕事を終えたあと、「この星たち」は私の心を和ませてくれます。12月1日の夕方、友人から突然「メール」が届きました。「今 すぐ、南西の方角の空を見て!!ふたつの星たちが‘目’のように、その下に三日月が‘口’のように並んで、かわいいよ!!スマイル・マークみたいよ!!」。
会社の外に、飛び出しました。私がいつも見ていた「ふたつの星たち」の下に、三日月が微笑んでいます。この「ふたつの星たち」は「金星と木星」と解りました。太陽系には太陽を中心に、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の惑星たちが、ほぼ同じ軌道面を、同じ方向に回っています。太陽系惑星は、太陽のように自ら光や熱を出すことなく、太陽の光を反射して輝いています。金星は地球とほぼ同じ大きさ。地球から見ると、金星は「明け方と夕方」のみに観測でき、太陽・月に続いて明るく見える星です。
というのは、金星が地球よりも太陽に近いために、太陽からあまり離れません。太陽がまだ隠れている「薄暗い明け方と夕方」のみ、私たちは金星を観ることができる訳です。木星は太陽系最大の惑星(地球の318倍)。複数の惑星がほぼ同じ位置にまで近づいて見える現象を、「惑星の合」と呼ぶそうです。珍しい現象で、今回のように金星と木星の接近は非常に稀だそうです。
歴史的に、「惑星の集合」は古代の天文学者や占星術者にとって特別な意味を持っていました。紀元前2年6月、今回と同様に「金星と木星が接近」しました。ある歴史家たちは、新約聖書に記された「ベツレヘムの星」の物語と関係があると考えたそうです。新約聖書によれば・・・「夜空にひときわ明るい☆星☆が輝き、その☆星☆に導かれて東方の3人の学者が、キリスト降誕の礼拝に訪れた」という物語です。イエス・キリストが生まれたときに、キリストの頭の上で輝き始めた不思議な星が、「ベツレヘムの星」と呼ばれています。家そして街角の「クリスマス・ツリー」を見てください。ツリーの一番上に大きな星が飾られているでしょう。これが「ベツレヘムの星」と呼ばれている星だそうです。
ラジオの音楽番組から、「地球から木星まで、光の速さで45分。音楽を聴いているうちに、もう木星に到着しましたよ」と。木星に到着した気分になりました。
1月のお休みは | 1・2・3・4、12(成人の日)、17(土曜日) |
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それと日曜日です。 |
2008年6月14日、東京に地下鉄副都心線が開通しました。池袋から渋谷までの8つの駅構内にパブリック・アートが飾られています。大きな絵画です。私は明治神宮駅に飾られている野見山暁治(のみやまぎょうじ)さんの「いつか会える」という題名のステンド・グラスと書家、武田双雲(たけだそううん)さんの「詩」が好きです。
希望
人は弱い 弱さがあるから 知るから 認めるから
前に進める 思いやりを持つことができる
人は、希望を抱き続けることで
それぞれの希望が繁がっていくことで
弱さを強さに変換することができる
希望が希望を生み 人を強くしていく
武田双雲
2009年も皆様にとって、健康で楽しい一年でありますように。おからだ大切になさってください。
木下製粉株式会社会社 平成21年1月2日