2009年6月のお知らせ
「あれっ・・? 今は春の季節なのに・・!?」見渡す田畑が、黄色く彩られています。今は麦秋、小麦の収穫の季節。よく見ると、(稲の穂と異なって)麦の穂は、空に向かって真っ直ぐに、育っています。
楽しみにしていたゴールデン・ウイーク!!ゆっくりと過ごされましたか!! 週末の通行料金値下げにより、香川県外からのたくさんの車を見かけました。「讃岐うどん巡り」のようです。
NHKのFMラジオで時おり、「一日中、音楽を放送する」特集番組があります。民謡三昧・フォークソング三昧・戦後歌謡三昧・・など。5月4日、「今日は一日、ラ・フォル・ジュルネ三昧」という特集番組が流れていました。毎年、5月の連休に東京で行われる「熱狂の日」音楽祭という意味だそうです。
ルネ・マルタンさんは、フランス北西部のナント市のサッカー場で開かれていたU2というロック音楽のコンサートを、子どもたちといっしょに見ていました。会場には35、000人の若者たち。マルタンさんは、「どうして、若者たちはクラシック音楽に、興味を持たないのだろう!?」と思いました。「クラシック音楽を多くの人たちに紹介したい・・」というマルタンさんの試みが始まりました。「クラシック音楽を聴きながら、さまざまな境界を取り去りたい。クラシック音楽を聴きながら、何千もの人々が出会い、同時に、音楽に対する思いを分かち合えるお祭り」。
マルタンさんは1995年、第1回「熱狂の日」音楽祭をフランス北西部のナント市で企画しました。5日間、朝9時から夜11時まで、8つの会場でコンサートが一斉に開催されました(私は、こんな大規模なコンサートを想像できません)。世界中から一流の音楽家を迎えました。「一流の演奏を、低料金で提供することによって、明日のクラシック音楽を支える新しい聴衆を開拓したい」と、コンサート1回の入場料は5ユーロー(約600円)から22ユーロ(約2600円)に決められました。もちろん、一般企業家・公共交通機関の助けがありました(2003年から黒字転換になりました)。子どもたちのための音楽会も、多く開催されています。小さいときから音楽を聴くことは、非常に大切なことです。様々な楽器を知ることができます。楽器がどのような形をしているのか、どのような音色を出すことができるのかを感じることができます。2006年には112,000人の観客が集まりました。
2005年、「熱狂の日」音楽祭が、日本・東京で始まりました。もちろん、マルタンさんの企画です。入場料は1500円~3000円に決められました。無料公演もあります。公演によっては、年齢制限をしていません。「0歳の息子と一緒に、クラシック音楽を聴けた経験がすばらしかった」。「ピクニック気分でコンサートをはしごしました」。「遊ぶ楽しさを教えてくれる音楽祭。こういう音楽祭を待っていました」。音楽祭を見た方の感想です。楽しい空気が伝わってきます。FMラジオの生中継から、「あっ、サイクリングしている人が、立ちどまって音楽を聴いていますよ」と。のどかな空気が伝わってきました。2009年の「熱狂の日」音楽祭・東京には70万人を超える観客が来られたそうです。
マルタンさんにとって、音楽とはどんな存在でしょうか!?「私にとって音楽は、食べることと同様に、毎日聴くことが必要なんです。人生でいちばん豊かなことは、音楽によって感動することです。それは、お金で買えないものですから・・。1枚のレコードが、私に限りない喜びを与えてくれます。私にとって、音楽は大切なものです」。
6月のお休みは | 13日(土曜日・・・なんと休日がない、ハァ-) |
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それと日曜日です。 |
小学生の子どもたちの制服が、半袖の白いブラウスに替わりました。初夏の訪れです。おからだ 大切になさって下さい。
木下製粉株式会社会社 平成21年6月1日