2010年6月のお知らせ
5月のある朝、思いがけず気持ちが暖かくなる光景に出会いました。会社の駐車場の陽だまりの中で、小さな鳥が、あお向けになっています。かすかに動いています(ほっ!!)。私は(自動車に轢かれないように)別の場所に移そうとしたとき、鳥は飛びはねました。元気そうなので安心。
傍らに視線を向けると別の鳥が、自由に動けない鳥を「じ~っ」と見つめています。私が近くに寄っても、身動きもしません。友人の鳥を心配しているみたいです。私は、鳥たちがお互いに気配りをしている光景を初めてみました。この鳥たちは、「つばめ」ほどの大きさで、羽は白色と黒色。「ハクセキレイ」という名前だそうです。
6月11日から第19回サッカー・ワールド・カップが、アフリカ大陸の最南端に位置する「南アフリカ共和国」で開催されます。ワールド・カップは1930年、フランス人ジュール・リメの提唱により誕生しました。アマチュアも、プロフェッショナルも交えた各国チームの代表による、真の世界選手権の組織を目的に創設されました。第1回の開催国はウルグアイでした(南アメリカに位置し、ブラジルとアルゼンチンに囲まれています)。
なぜ、ウルグアイで・・!? 1932年に開催予定のロサンゼルス・オリンピックからサッカー種目が除外されたために、サッカー単独の世界大会の開催が求められました。1924年・1928年のオリンピックで2連覇を達成したウルグアイは、建国100周年の記念として、ワールド・カップの招致に立候補しました。当時、冷凍コンテナの発明により、ヨーロッパ向けに食肉輸出が可能になり、ウルグアイは経済的にも発展を遂げました。大会招致に成功した所以です。
大会が開催される「南アフリカ共和国」はどんな国でしょう!?面積は日本の約3倍、人口は4900万人、時差は、マイナス7時間。南緯25度の南半球に位置するために、気候は日本と反対になります。6月の平均気温は13度(少し、涼しいですね)。紀元前、狩猟民族である「サン人」と、牧畜民族の「コイコイン人」という先住民族が住んでいました。17世紀にオランダ系移民が、現在のケープ・タウンに植民地を設立して以来、フランス・ドイツ・イギリスが入植しました。
19世紀末に金・ダイヤモンドの発見により、アフリカ大陸最大の経済大国になりました(ただ、極端な貧富の格差は解消されていないそうです)。1961年イギリス連邦を脱退し、「南アフリカ共和国」と名称を変え、1994年初めての全民族参加の総選挙により、民主政府が設立。「ネルソン・マンデラ」が大統領に就任しました。地図を広げてみると、「アフリカ大陸」って、本当に広い!!
(30年ほど前・・日本でサッカー競技が注目されていなかった頃)ラジオからの1通の便りが印象に残っています。「私は4年ごとに開催されるサッカー・ワールド・カップ大会に行くことを目的にしています。そして各開催地の言葉を理解できるように、4年間をかけ準備・勉強します」。友人は、サッカー競技から「人生観を感じ、そして学ぶ」と言います。(私自身、サッカーのことはよく解りませんが)試合の間、選手たちが立ち止まることなくプレーしている姿から、熱い気持ちが伝わってきます。日本の初戦相手は6月14日、カメルーンです。会場の街、「ブルーム・フォンテーン」は標高1500メートルの高地に位置します。オレー オレー !! がんばれ ニッポン!!
6月のお休みは | 12日(土曜日) |
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それと日曜日です。 |
雨上がりのあと、木々の緑色がいっそう鮮やかです。春に植えたトマトが、緑色の小さな実をつけました。おからだ 大切になさってください。
木下製粉株式会社会社 平成22年6月1日