2011年8月のお知らせ
真夏の昼下がり、下校途中の小学生たちに会いました。ふと見ると、(水泳用の)ゴーグルをつけて歩いています。赤色のゴーグル・紺色のゴーグル。かわいらしい光景に思わず笑ってしまいました。
7月18日早朝4時に、起床。あたりはまだ薄暗い。「何故って・・!?」。FIFAサッカーの女子ワールド・カップの決勝戦で、日本チームが出場します。準決勝スウェーデン戦の際、ピッチで肩を組んだ選手11人が新聞一面に掲載されていました。後列の左端の澤主将は、少し「あご」が上に向いています。強い意志が感じられます。
右端のゴール・キーパーの海堀選手は人一倍、たくましい印象。選手たちの表情は、「サッカーが大好きという気持ち」で溢れています。澤選手は小学校の頃、1歳年上の兄が少年チームでサッカーをしている間、傍らでボールで遊んでいました。「サッカー、やってみる!?」とコーチに声をかけられたのが、サッカーとの出合いでした。「男の子といっしょに練習をし、負けずにヘディング・シュートを決めていた。ぶつかり合いの恐怖より、先に負けん気があった。あの闘志が澤選手の原点」と当時のコーチは語られています。
決勝戦が始まりました。対戦相手は世界ランキング1位のアメリカ。アメリカの平均身長は170cm。日本の平均身長は163cm。サッカー競技の規則・技術が、解らない私でさえも、試合は最初からアメリカが優勢という印象を受けました。懸命に戦っている選手たちに、心の中で応援を続けました。後半の45分の間、アメリカの先制点に続き日本も得点し、延長戦に入ります。
延長戦の前半15分にアメリカは先制します(あ~、やっぱり、アメリカが先制してしまった)。延長戦の後半の12分、澤主将が宮間選手のコーナー・キックに飛び込み、右足一発でシュートを決めました(すごい!!)。PK戦です(私の心臓は「どきどき」してきました)。両チームの選手がPKを蹴るごとに、「どよめき」が起こります。「時間の重さ・空気の重さ・平常心の大切さ」を感じた瞬間でした。PKは3対1で日本の勝利。「最後まであきらめない」という想いを、教えてくれた試合でした。
日本で、女子サッカー・クラブが誕生したのは1966年。そして1981年、アジア選手権に参加するために日本女子チームが編成されました。女子サッカー競技生活の環境は厳しく、ほとんどの選手は仕事をしながら、練習・遠征を続けています。クラブの廃部や活動休止が繰り返される危機感を「力」に変え、今回のワールド・カップの試合に臨んだという記事を読みました。岡山県美作市に拠点を置く女子サッカー「湯郷ベル」は県と町が一体となり、2001年に発足しました。当初、湯郷温泉の各旅館は選手2名ずつ雇用し、経済的に選手を援助しました。地域の人々が、スポーツの向上を支えてきました。香川県には野球のオリーブ・ガイナーズ、サッカーのカマタマーレ讃岐、バスケットのファイブ・アローズが活躍しています。「一人でもたくさんの人たちが、試合を見に来て下さい」と呼びかけています。
ある日曜日、サッカー試合の反省会の場面に出会いました。小学生の子どもたちは一列に並んで、少し下を見ながら、気持ちを抑えているようでした(女の子もいます)。がんばれ!!ちびっ子選手!!
8月のお休みは | 13・14・15・16(お盆休み)、20日(土曜日)、26・27(社内旅行) |
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それと日曜日です。沢山お休み頂きますがよろしくお願いいたします。 |
今年もお盆のお休みを頂く事が出来ます。ありがとうございます。
丸ごと、真っ赤な「とまと」を食べます。太陽の恵みを吸収した「とまと」が口の中に広がり、元気いっぱいになりました。おからだ大切になさって下さい。
木下製粉株式会社 平成23年8月1日