2015年6月のお知らせ

m201506早朝、登校途中の小学生に会いました。透明な「虫箱」を抱えています。「何が入っているの・・?」「蝶の幼虫がはいっとるけど、小さくて見えんよ・・」。「お父さんが、とってくれたのかな・・?」「ううん、おじいちゃん」。このような会話から、一日が始まりました。

初夏のこの季節、会社では健康診断を受けます。年齢が上がるにつれて、「ここに注意しましょう」とアドバイスを受けることが多くなります。ちょっとした事に、気持ちが沈みそうになったり・・(笑い)。

朝日新聞の2面に「ひと」欄が掲載されています。2014年1月3日付の「ひと」は、「99歳で水泳の世界記録を11個持つ・・長岡ながおか三重子みえこさん」が紹介されました。80歳で初めてプールに入ったそうです。ひざを痛め、プールは「リハビリに良い」と勧められたのがきっかけでした。1年をかけて、背泳ぎで25m泳げるようになり、練習は週3~4回、食事は1日3回。「水の中は薬。家に帰ればご飯もおいしい」というコメントが書かれてあります。そして、今年、4月4日、「100歳女性 世界初の完泳」という長岡さんの記事が掲載されました。日本マスターズ水泳短水路(25mプール)1500mに出場。100歳~104歳の部に出場したのは長岡さん1人だったので、40代~70代の選手にまじって背泳ぎで挑戦。このニュースを見た友人曰く、ゆっくり~と、のびやかに泳ぐそうです。短水路(25m)はターンの回数が増えるので、体への負担がかかります。30往復を1時間15分54秒で完泳。すごい!!

県内の公営スポーツ・プールは、「みずすまし」という月刊誌を発行しています。「世界一周1,000,000mの旅」を企画して、5000mを泳ぐ度に各国の「査証」を発行します。出発はもちろん「日本」、そして「韓国」と・・続きます。印象に残る記事を、今も手元に持っています。寿ことぶき国宏さん・・「65歳から参加して、到底無理と思って日本国を後にしました。新しい国の査証を頂くたびに、泳ぐ意欲が増してきました。風邪もひかず泳ぐことができ、胃のない私の体の食事を、おいしく食べることができたことが有意義で、最高です。頂いた査証は製本して、我が家の家宝にします」。西岡にしおか定子さん・・「私は、生まれつき心臓に穴が空いて、運動ができませんでした。57歳のとき、水泳の先生に出逢い、基礎から四泳法すべてを習いました。73歳で日本国を出発して、80歳で世界一周できました。心臓の穴も塞がり、腰痛は治り、今は健康♪♪ 悪いところなし!水泳のおかげです。世界2周目、頑張ります」。

ラジオから、オランダに赴任した斉藤医師の声のお便りが紹介されました。WHO世界保健機関World  Health  Organization よる「ヨーロッパで肥満化が進む唯一の例外は、オランダ」という話題です。オランダの人々は脂肪が豊富なチーズ・乳製品や、甘いものもたくさん食べるそうです。ただ、運動量が異なり、国民の80%は何らかの運動をしています。斉藤さん自身、「運動すると、便秘が解消される」ことを実感したそうです(笑い・・これ、大切ですよね)。

オランダは世界一の自転車保有国で、移動手段の四分の一は自転車。自転車中心に街が、整備・計画されています。そして、太陽が昇ると戸外に出て、少しの時間を見つけては運動する・・というオランダの国民性に感化されているそうです。ウォーキングも朝10分、午後に10分というように、小刻みに歩いても効果的と聞きました。会社では、朝会のあと「ラジオ体操」をして、一日の仕事が始まります。小学校で出会った「ラジオ体操の大切さ」がわかる年代になりました。

6月のお休みは、20日(土曜日)そして日曜日です。

小雨の中を歩くお遍路さんに、出会いました。「おはよう ございます」。足元、冷たくないでしょうか。心配です。おからだ、大切になさってください。