2018年3月のお知らせ

m2018032月上旬、寒波が日本中に押し寄せました。ラジオから、福井県にお住いの方のお便りが紹介されていました。「水道管が凍結してお水が使えません。3日間で、3杯のバケツのお水を工夫しながら使いました」。豪雪に見舞われた方たちの「声」が、より身近に感じられます。香川県に住んでいる私たちの生活は恵まれています。幼い頃の思い出は香川県においても、寒い朝、屋根の軒下に「氷柱(つらら)」が下がっていました。円錐形を上下に反対にしたような「氷」の棒です。島根県では氷柱のことを「だんじょう」、茨城県では「さがん棒」と呼ぶそうです。

2月10日から、韓国の(ピョン)(チャン)にて冬季オリンピック大会が開かれました。高松空港から韓国のソウルまでの直線距離は、羽田までの直線距離よりも近いそうです。ソウルから車で、東方向に3時間のところに平昌は位置します。夏は避暑地として、冬はスキーのリゾート地として有名で、日本の長野県と土地柄は似ているそうです。競技が始まりました。「昨日の競技は感動したね・・。何回見ても、良かった~」との声を毎日のように聞きます。

どの競技に関心を持たれましたか!?私は、日本女子カーリングの試合中の雰囲気が好きです。「こっちの方向でいいかな・・?」「うん、いいよ~」と、試合中に聞こえてくる会話は、緊張した空気の中で、チームの仲間を信頼した、和やかな雰囲気が伝わってきます。ふと、思いました。20kgのカーリングの「ストーン」の形は、小麦粉を挽く(ひく)石臼(いしうす)」の形に似ている・・って(笑い・・)。カーリングは15世紀、イギリスのスコットランドで生まれ、平らな「川石」を氷の上に滑らせていたそうです。1988年の長野冬季オリンピックから正式種目として採用されています。日本では、北海道の常呂町(ところちょう)(2006年、北見市と合併)が競技の普及に力を尽くしました。

最初は「ビールのミニ樽」や「プロパンガスのミニボンベ」などでストーンを作り、練習を始めたそうです。カーリングはゴルフと同じく、本来は審判員が存在しない競技で、スポーツマン・シップが重要視されます。スキップが石を放ってから石が止まるまでの約10秒の間に、石の両側に立つスイーパーは、氷を擦る位置を決めて、石の止まる位置を導いていきます。試合が進むにつれて、「氷」の状態も変化して、ストーンの速度や曲がる角度も、微妙に変わるそうです。

女子フィギュアで銀メダルを受賞されたロシアのメドベ-ジェワ選手は、「試合前は緊張しましたが、試合中は普段の練習のおかげで、体が自然に動いてくれました」と涙で溢れていました。テレビにて、平昌オリンピックの応援CMが放映されていました。フィギュアの荒川(あらかわ)(しず)()さんと一緒に、ENEOSのマスコット・ぬいぐるみの「エネゴリ」くんが、イナバウワーを披露しています(見ましたか!?)。気持ちが「ほっこり」と温かくなってきます。試合を終えた瞬間の選手たちの表情は、様々な想いに溢れています。スポーツ選手たちから、たくさんの「元気」を頂きました。ありがとう ございます!!

3月のお休みは、21日(春分の日)・24日(土曜日)そして日曜日です。

1月28日、東京五輪(2020年)の代表選考に考慮される大阪国際女子マラソンが行われました。17キロ過ぎの給水ポイントで、スペシャル・ドリンクをとれなかった選手に、そばを走っていた選手がその様子に気づき、自分のドリンクを手渡しました。試合の最中に、選手が周囲の空気を読み、相手への気配りの判断をする行動に驚きました。春の季節が待ち遠しいですね。おからだ、大切になさって下さい。