2019年7月のお知らせ
6月22日は夏至でした。夏の夜はゆっくりと暮れていきます。梅雨の予報とともに、「雨」はたくさんの音楽を思い出させてくれます。北原白秋(1885~1942 )作詞の「あめふり」(あめ あめ ふれ ふれ 母さんが じゃのめ(☂)で・・・)。中山晋平(1887~1952)作詞の「雨降りお月さん」。アメリカのカーペンターズcarpenters兄妹が歌っている「雨の日と月曜日は」という曲は、月曜日に雨が降っていると、なんだか気持ちが落ち込んでしまうなぁ・・と歌います。のびやかで澄んだ歌声は、心を穏やかにしてくれます。
上海・蘇州への旅の続編です。岡山空港で日本円を中国のお金「人民元」に交換。1元=約16円。100元紙幣は赤色で、中国人民銀行の名前と「毛沢東」のお顔が印刷されています。海外を旅したとき、学ぶことは、日本との物価の比較です。上海市内で、セルフ・サービスのお店で昼食を頂きました。言葉が解らないので、「にこっ」と微笑みながら、食べ物を指差します(笑い)。直径30cmくらいあるでしょうか。(お好み焼きのような)小麦粉を焼いたものを2枚。そして餃子(?)とご飯。3人で20元(約300円)。採算は合うのでしょうか!?お店で働いている人たちが、気軽に話しかけてきます。日本語も中国語も漢字を使い、漢字からは意味を推測することができますが、発音は全く異なります。近年、中国では漢字の「書体」を簡単にしようとする傾向にあるそうです。
上海から蘇州へ鉄道を利用したとき、また一つ、中国の文化を学びました。(私は乗車券だと思っていた)鉄道の予約証明書を持っていても、乗車できません。「取票」と書かれている建物を探して、乗車券に交換します。1時間以上、待ったと思います。パスポートを提示して、私の乗車券には私の名前とパスポート番号が記載されています。中国で鉄道を利用する場合は、乗車時刻の1時間前には駅に到着されたほうが良いと思います。手荷物と身体検査を終え、待合所へ。
駅舎は天井が高く、大きい!!日本のテレビのニュースから、中国の議会「全国人民代表大会」の大きな会場の映像が映し出されたことを思い出しました。駅舎も議会場のような規模です。余談ですが、中国の政治は一党独裁制で、習近平国家主席が政治・軍事・外交・経済などの決定権を握っています。高層ビルが立ち並び、タクシーはベンツなどの高級車が走っています。政治は社会主義体制、経済は(資本主義の基本である、商品やサービスが自由に売買される)市場経済が導入されています。この二つの体制が、どのように共存して中国という国が成長しているのかという疑問に駆られました。
週末の金曜日の夜、待合室はたくさんの人々の熱気とおしゃべりの声でいっぱい。人々の大移動です。出発時刻の30分前に、搭乗ホームが掲示されます。私は列車に乗ると直ぐに、ぐっすりと眠ってしまいました。初めての中国。「国の大きさや人々の熱気」に圧倒されたみたいです。次回は蘇州(そしゅう)の街についてご紹介いたします。
7月15日(海の日)と7月20日(土曜日)そして日曜日です。
お店に来られたお客様から嬉しいお話を聞きました。96歳のお母さまに「ひまわり(パン用の強力粉)」でパンを焼くそうです。「一斤のパンを5枚切りにして、母は1枚を食べるんですよ。元気の源です」。湿度も高くなってきました。おからだ、大切になさって下さい。