2023年8月のお知らせ
7月にはいると、蝉の鳴き声が響きわたります。ほんとうに元気いっぱい。21日、讃岐では「梅雨明け」が報告されました。23日は二十四節気のひとつである大暑。雷が激しく鳴り、大雨が降りやすく、「人間の存在などは小さい物だと、改めて知る季節」と記されています。
収穫が近づくにつれて稲穂が膨らむ「穂含月(ほふみづき)」から、7月は「文月(ふみづき)」と呼ばれるようになりました。7月23日は、「文月のふみの日」。「手紙💌 書いていますか。心に残る手紙はありますか」という新聞記事が目に留まりました。たくさんのエピソードが寄せられたそうです。
青年海外協力隊員として中米のコスタリカに派遣されていた女性は、出張で訪れていた日本人男性と出会いました。1万3000キロの海を越えて、「1カ月に1枚、葉書を書きましょう」とお互いに約束をします。そして結婚されました。「何度も葉書をやりとりして、お互いの人柄を理解でき、『この人となら』と思えたのでしょうね」と。微笑ましいお話です。
養護教諭をされていた女性は、50年前の高校3年生の時に受験した、専門学校の合格通知に添えられた「手書きのメッセージ」を大切にされています。『あなた自身の進路の決定を、私たちがすることはできませんが、あなたのもって生まれた資質は、どんな方面でも生かされると思います』。「私という人間を肯定されたような気がして、勇気づけられました」。心あたたまるお話ですね。
香川県の西部の瀬戸内海に浮かぶ「粟島(あわしま)」に2014年、「漂流郵便局」が開局しました。天に召された誰かに、未来の誰かのために、届け先がなく「漂う想い」を預かるために・・。
「さだまさし」さんの歌の一節が好きです。「手紙は相手を想う時間のプレゼント」(曲名はわかりません)。「メールは速く届くけれど、あたたかい気持ちが感じられる手紙も大切」と、友人は言います。10年前、旅先の空港で、偶然お話しした方から葉書が届きました。当時、90歳ぐらいだったと思います。「思いがけない出会いを、大切にしましょう」と書かれてありました。人生の大先輩が語られる言葉は、深みを感じます。
8月のお休みは、5日(土曜日)・11日(山の日)・13日・14日・15日・26日(土曜日)
そして日曜日です。
突然ですが、「クイズ」です。日本国内には、ポスト📪の数はいくつでしょう?答えは、175,000だそうです。私は、以前の丸くて、赤くて、どっしりとしたポストが好きです。おからだ 大切になさって下さい。