2024年2月のお知らせ

今年のお正月は、あわただしいニュースで始まりました。「穏やかな時間の積み重ねが大切」と、気持ちを新たにしています。お休みは「ゆっくり」と過ごされましたでしょうか。思いがけずに、可愛い出会いがあり、そして微笑ましいお便りを頂きました。四国88箇所霊場は讃岐(香川県)に生まれた空海(弘法大師)774年-835年)が修行の際、訪ね歩いた「お寺」のことです。四国遍路は、室町時代(14世紀)から一般市民に広がり現在まで継承されています。私たちの会社は、81番札所「白峯寺(しろみねじ)」のふもとにあり、空気の優しい季節には、白装束に身を包んだ「お遍路さん」をたくさん、見かけます。

「巡礼路」として、1933年、スペイン「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」は世界遺産に登録されました。イエスの12使徒の一人である「聖ヤコブ」がエルサレムで殉教したあと、スペインの北西部にある「サンティアゴ大聖堂」に埋葬されたと、伝えられています。サンティアゴ巡礼は、100km以上を歩くか、200km以上を自転車で走行すると「コンポステラーノ」という巡礼証明書を頂けます。10年ほど前、知人はこの巡礼路を歩きました。夜、星空を眺めながら一人で歩いた時は「孤独な気持ち」に包まれると同時に、自分を見つめ直す時間にもなったそうです。もちろん、初めて出会う人々との会話は、貴重な財産となりました。巡礼者は、聖ヤコブのシンボルである「ホタテ貝」を、リュックなどに吊るして歩きます。また、巡礼路が街中を通過するときは、道しるべとして「ホタテ貝」の模様が石畳に飾られています。昔の巡礼は大聖堂を参拝した後、大西洋の岬まで歩き衣服や靴を燃やし、新しい服を着て「再び生まれる」という習わしがありました。大西洋に面する「岬」がサンティアゴ巡礼の終着地です。

四国巡礼のお話にもどりましょう。坂出方面から「白峯寺」を訪ねるとき、石の階段が整備されている「へんろ道」を歩きます。お正月に挑戦しました(笑)。両手で「杖」を支えながら、歩かれている方。「まだ、着かんのかなぁ・・」と、階段を見上げている人。そんなとき、白装束を着た小さな巡礼者に会いました。「何さいですか?」。男の子は、小さな手を広げて「5さい」。恐竜の刺繍の入った手袋を見せてくれました。おばあさまと、ときおり歩いているそうです。また、お会いしたいです。

2月のお休みは、3日(土曜日)・10日(土曜日)・12日(振替休日)・17日(土曜日)・23日(天皇誕生日)そして日曜日です。

兵庫県三田市にお住いの「明加梨(あかり)ちゃん」からのお葉書を紹介しましょう。「いつも おいしい パンが食べれてうれしいです。パン🍞やきたて そのまま たべても おいしいのです。いつも パパが あさごはんにだしてくれます。つぎの日にたべてもおいしいです。おいしい パンのこむぎこ ありがとう」。お葉書から、たくさんの元気をいただきました。ありがとう💛。おからだ 大切になさってください。