2024年11月のお知らせ

「おすそ分け」と「文鳥」の絵が描かれている「羊羹」を頂きました。鳥の表情が可愛いので、しばらく眺めています。石川県のお菓子で、能登半島地震の復興援助のために購入したそうです。

毎週日曜日、午前10時5分からNHKラジオR1にて、「子ども科学電話相談」という番組が放送されます。「うちゅう人はわるものなの?やさしいの?」というナレーションから始まり、子どもたちからの質問に、専門家の方が解りやすく説明します。3歳から中学生まで、全国の子どもたちと電話でつながります。天文と宇宙・植物・動物・魚・昆虫・恐竜・天気・鉄道そして「心とからだ」と多くの分野に及びます。1984年の番組の放送開始から、今年、40年を迎えます。

天文の質問「ブラック・フォール」は、私の思考力の範囲を超えます(笑)。恐竜の名前、ステゴザウルス、スピノサウルス・・と、すべての恐竜の名前は同じに聞こえます(笑)。印象深かった質問をご紹介しましょう。小学低学年の男の子は、「せみが土の上で、仰向けになっています。どうして起きあがらないのですか?」と質問。実は、私も同じような蝉の光景を何度も見ました。「蝉の背中は重くて、平らな地面で仰向けになると、起き上がれないのですよ。もし仰向けになっている蝉を見かけたら、もとの状態にして、木々の幹のそばに置いて下さいね」と。なるほど・・。

小学校1年生の「なぎさちゃん」からの質問です。「心がイライラしているとき、お父さんとお母さんにイライラの気持ちをぶつけるけど、お友だちにはイライラの気持ちをぶつけることができません。どうしてですか?また、どうしたら、イライラしなくなりますか?」。私は質問を聞きながら驚くと同時に、先生はどのように説明されるのかな・・と思いました。「素敵な質問ですね。質問すること自体、問題の半分を解決していますよ」と先生は答えます。「なぎさちゃんは、ご両親がいつも、なぎさちゃんを守ってくれているという安心感があるから、イライラの気持ちをぶつけても大丈夫と思っています。でも、お友達には遠慮があるかもしれないわね」。解決方法は「イライラの気持ちの原因を考えてみましょう。自分を責めないで、八つ当たりしたときは相手の気持ちを考えましょう。ごめんなさい・・と伝えることが大切です。このような会話がなぎさちゃんの人格をつくりますよ」。「がんばります❤」となぎさちゃんの返事。大人たちが見習う質問でした。

11月のお休みは4日(文化の日の振替)・9日(土曜日)・16日(土曜日)・23日(勤労感謝の日)そして日曜日です。

国司(くにし) 真(まこと)さんは35年以上にわたり、回答者をされています。インターネットの発達により、動画サイトで見た知識が「きっかけ」になる傾向なので、実際に観察した質問を受けると嬉しくなるそうです。「夜になると月🌕はピカピカと光っているのに、昼間はどうして白いの?」おからだ 大切になさって下さい。

令和6年11月1日
木下製粉株式会社