2024年12月のお知らせ
2024年は、石川県の能登半島地震と羽田空港での事故など、気持ちの落ち着かない出来事から始まりました。パリ・オリンピックでの選手たちの活躍、衆議院選挙、アメリカ大統領選挙・・。皆さまは、どのような思い出が印象深いでしょうか?「月めくり」のカレンダーが一枚になりました。
「絵本は、幼い子供たちのための読み物」と思っていましたが、「落合恵子」さんのラジオ番組「絵本の時間」に出会ってから、考え方が変わりました。絵本は「わかりやすい言葉と表現と挿絵」で、子どもたちや、私たち大人たちにも語りかけます。最近、絵本を購入しました。「てるおか いつこ:文」「すぎうら はんも:絵」「🎅サンタクロースって ほんとに いるの❓」。
「女の子と男の子」は、ベッドにはいる準備をしながら、お父さんとお母さんに質問します。
「サンタクロースは、えんとつ(煙突)がなくても くるの?」 「平気さ」
「どうして よなか(夜中)にくるの?」 「お礼を言われるのが 恥ずかしいからだろ」
「どうして おとうさんや おかあさんには こないの?」 「子供の時にたくさん頂いたからね」
「どうして たくさんのおくりものが できるの?」 「せっせと貯金をしたのかしら??」
「なつのあいだ、サンタは どうしているの?」 「贈り物の 準備かな?」
「みなみのくにでは、ゆき(雪)がなければ ソリ🛷はつかえないよ」 「さあ?自転車🚴かな?」
「こないうちもあるのは なぜ?」「病気の子どものそばで、朝まで話していて、行けなかったのかな」
「サンタクロースはいるよ。子どもを喜ばせるのが、何よりの楽しみだからね。サンタクロースは本当にいるよ。世界中 いつまでもね」と、ご両親は話しかけながら絵本は「おしまい」になります。
読んだ後、私の心は「ほっこり☺」としてきました。50年前、街灯が少なかった冬の夜道を自転車で走っていました。突然、豆電球が「きらきら✨」と輝く庭が、私の目の前に現れました。大変、驚いたことを今も覚えています。「そのお家の方は、長い間、アメリカに住んでいたから」と母が話してくれました。私にとって、夢のような素敵なクリスマス飾りの想い出です。冷たかった私の手を暖かくしてくれました。
12月のお休みは14日(土曜日)・29日・30日・31日そして日曜日です。
1月ごろ、イタリアを旅した友人から、メールで写真が届きました。洗濯された「サンタクロース」の赤い服が、家の軒先に干されている微笑ましい写真でした。「サンタクロースは休養しているんだ」と思いました(笑)。おからだ 大切になさって下さい。
令和6年12月1日
木下製粉株式会社